★３２６２２★

先日、母親が保険関係のことで電話をして来た。
どんなにいろんな思いが渦巻いていても
やっぱり、冷たく突き放すようなことはしたくないし
出来るもんでもない。


近い将来のこと。
老後の話。
母親くらいの年代になると
話すことは決まってそんな話題だと聞く。


離婚をしても、元旦那との婚姻期間分の
年金はもらえると決まっている。
もちろん手続きは済ませている。
それでもやっぱり微々たるもの。
大人一人が生きていくには足りない額。
自業自得と言えばそれまでかもしれない。
残してなかった自分が悪いと言えばそうかもしれない。


高齢になれば誰だって働けない。
幸い今はまだ元気でパートに就き働かせてもらえている。
それでもいずれ人は必ず
働けなくなる時が来る。


+++


またお金の話かよ
とは思わない。
その年代ならば誰しもが抱えている大きな不安。


寂しいなと思った。
切ないなと思った。
子供がいないならわからなくはないけど
幸い、ちゃんと子供がいるのに。


なんかね、可哀想？
言葉は間違えてるかもしれんけど
可哀想やなって思ったんよ


そんな風に旦那さんに伝えた。


悲しいなぁ…。
ちゃんと子供がおるやんな。
一般的に言う、長男がちゃんとおるのにな。
今すぐ電話してあげ。
その時が来たらちゃんと道を作ってあげるから
心配しなくていいって言うたげ。


そんな風に言ってくれる事に感謝した。


お母さん？
○○さんがね、心配しなくていいって言うてる(´ω｀)
もしね、その時がきて、もし何らかの理由で断られたら
もうね、そう割りきるべきやと思う。
それくらいの内容やからねって(´ω｀)
そんな事はないって信じてるけどね
もしもの時はちゃんと対処するからって。
お姑さんもね、もしそんな事になったなら
うちに来て住めばいい。
サエちゃんも、2人一緒なら心配いらんやろって
そう伝えてあげてって言ってたよ


出来ようと出来まいと関係ない。
今、そんな言葉をかけてくれるということ。
それだけで大きな不安は取り除かれる。

毎日そんな風に思いやりが溢れてるって素晴らしい。
わたしもそんな人間になりたい。
ただただ感謝です。


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