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2015-06-17 (Wed)
◆初めての方はコチラから読んでください◆
↓↓↓↓↓↓
◆はじめに◆
どこまで書こうかなと悩んでいた。
フェイク入れつつでも さぁどこまで書こう。
今後はパスつけていく記事も出てくるかもしれませんが
その時はすみません、連絡ください。
よし。悩みながらも書いていこう。
*****
ホームに降り息を吸う。
彼の住む街に着いた。
初めて足を踏み入れる場所。
彼の領域。
彼が家族を作った土地。
その日は晴れていて。
黄金色の夕焼けだったのを覚えている。
改札を出て周りを見渡してみる。
当たり前だけど知らない土地。
私の住んでいるところに比べると
ずいぶんと田舎。
子育てに適した街なんだろうな。
さっきの電話で大体の道は聞いた。
不安はなかったと言えば嘘になるけど
不思議と怖くはなかった。
若いといえばそれまで。
今思えば 怖いもの知らずの年代なのかな。
恐怖心も吹き飛ぶほど 愛していた。
数分歩いた。
駅近。立地条件は抜群。
遠目に見つけた大きな一戸建て。
あれだと直感的にわかった。
自分が欲しいものを全て手に入れている。
女ってほんと恐ろしい生き物。
嫉妬心がこみ上がってきてしまう。
それと同時に彼には疑問符。
どうして彼はこんなに幸せそうなのに
どうして彼はこんな生活環境なのに
そこまで考えたとき声を掛けられた。
*****
さえさんですか?
知らない男性。
聞けば彼の友達だという。
大体の背格好を聞いていたからわかったと。
彼からの伝言。
僕も立ち合ってるがとにかく危ない。
お話にならない。
あれじゃあ無理だわと教えてくれた。
どんな状況ですか
大丈夫なんですか
私には関係の無い事だとはわかっているけど。
夫婦の話だとも重々わかってはいるけれど
彼は来てと言ったから 言ってくれたから。
僕が止めたんです。
あなたが来ても来なくても、話にならない。
ダメだわもうプロに任せなきゃ
僕はずっと相談受けてたんです。
だいたい最初から聞いてたんです。
あいつはいろんな手をうってきたけど
もうだめだと思う。
もう意地なんだろうな。
時間はかかると思う。
ごめんね。僕は止めたんです。
夢見てた職業に就いて、平々凡々と幸せに生きてきて
そのまま年取って生きてったらって。
そしたらあいつ、「本気になった」って言ったんですよ。
「苦労させてしまうけど あいつと生きていきたい」って言ったんです。
友達と名乗るこの人の言葉を聞いてポロポロと涙が出た。
頭の中で あの人の声で再生されたから。
あんな表情で、あんな声で、あんなふうに話してくれたんだろうなと
事細かく想像がついたから。
泣いた私を見てお友達と名乗る方は
少しだけ焦りながら
お前の人生だ。お前の決めたようにしろ。全力で協力するから。
って言ったんですよ^^
******
彼を保護してるから心配はいらないと
健康な身体で帰らせます約束します
信じて待っててあげてくださいとの言葉を聞いて
わかりましたと帰ってきました。
考え込むと追い詰められる。
負のスパイラルのマイナス思考。
言葉を信じて待つだけ。
私の知らないところの彼の言葉を聞けた。
大きな希望を持てた。
大変なのはわかっていたしわかっている。
わざわざ苦労する道を選ばなくても!と何度も言われた。
彼となら貧乏してもいいや。
彼となら一つのパンを分け合える。
待つのは得意。大丈夫。
自分に言い聞かせる。
◆ご自由にどうぞ(`・д・´)◆
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2015-06-21 (Sun)
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◆はじめに◆
言われるがままに帰ってきたけど さあどうしよう
おとなしく彼を待つのか。
それとも。
離れている時は不安しか出てこない。
どーんとした自信なんて持てるはずない。
怖いもの知らずで行動してきたはずなのに
一気に弱くなる。
あんなに堂々としてたくせに。
その意気込みはどこへ行ったんだ。
私ってこんな弱かったっけ。
鍵っ子で育った。
母親はあくせく働いてくれてた。
いつも一人。
一人には馴れてたはず。
あれ?どした?
たった一人の存在で
強くもなれるし こんなにも弱くなる。
部屋に残った彼の服を抱きしめる。
帰ってくるのかな。
また逢えるのかな。
さよならでもいいからもう一度だけ逢いたいなぁ。
帰ってきてくれるのかな。
帰って来て欲しいなぁ。
彼の香りが消えてしまわないうちに。
******
何度も連絡を取ろうとしました。
出てきてくれた日、私が渡した携帯。
それを持って出てるから。
もしかしてもしかしたら 今その携帯取り上げられてる?
もしかしてもしかしたら 今掛けれない状況?
もしかしてもしかすると 彼の意思 ?
少ない荷物で出てきた日から今日で1週間。
気が動転していた?
ううん、一人でいるのが怖かった。
寂しかった。
待ってるべきなのはわかってるけど
まさか今日は帰って来れないでしょうに。
そんな簡単な問題でもないことくらい私でもわかっているし…。
ううん そうじゃない。
帰ってこないのが怖かったんだ。
*****
時計は20時。
店に電話をする。
おはようございます。サエです。
おはようございいますサエちゃん!ご出勤ですか?
はい…。 22時出勤で。
ありがとうございます!お待ちしておりますね!
気を紛らわせるには働くしかなかった。
これからの為に。これからの生活のために。
お金はいくらあっても困らない。
頑張らなくちゃ。働かなくちゃ。
店に着くとありがたいことに予約が入っていた。
90指。
誰でも良かった。
彼じゃないと意味はない。
彼以外はみんな一緒。
それでもまだ一人よりは良かった。
彼がいなくなった部屋での孤独は嫌だった。
ご案内されて夜の道を歩いていく。
年齢は30歳ほど。私の7つくらい上だった。
スラッとしたスーツの人。
黒のロングコートがよく似合う細身の人だった。
オシャレ!!
初対面で口にしてしまうほど
着こなしの上手な、小物にセンスを感じる人だった。
今考えれば 物静かな、若いのに珍しく
心に余裕のある人だった。
ガッつかない人。
こんばんわ。
こんばんわ。
予約してくれてありがとうございます。
お仕事トークを始めて 心にスイッチをいれる。
それでもオシャレさんは言う。
どうしたんですか?
何かあったんですか?と。
私は嬢失格だ。
失格だわ。
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- ★家を出た彼★ (2015/06/25)
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2015-06-25 (Thu)
◆初めての方はコチラから読んでください◆
↓↓↓↓↓
◆はじめに◆
****
オシャレさんは言う。
何かあったんですか?と。
私はすかさず答える。
ううん なんにもないですよ^^と。
なら良かったです
こんなに紳士的な対応をしてくれるこの人にさえ
あの人と重ねてしまう。
あの人の対応を想像して 頭の中にセリフが流れる。
あの人と比べてしまう。
ちゃんと仕事できるかな
そんな思いが浮かんだ
口数は少なく準備に入る
過去にいらっしゃった時も
物静かな人だったので良かった。
サービスに入ると一気に後悔が押し寄せてきた。
人種的に似てるから。
そういえばこの人も 無理強いをしない人だった。
所謂、良いお客さん。ナイスな男性。
乱暴な触り方をしない人。
こんな精神状態の夜にはそれが辛かった。
正常位素股。
腰に手を回して優しい力で固定する。
優しいけど違う。
掌の大きさが違う。
体温が違う。
当たるモノが違う。
私は何をやってんだろう。
哀しいとはまた違う、乾いた笑いがこみ上げる虚しさ。
あーあ。汚れた。
早くあの人に消毒してもらわなあかん。ハハッ。
そんな自分勝手な感覚。
そんな感覚。
****
仕事を終え 身支度をしてる時
いきなりですみません。
実は、兄が店を開くことになりまして
良かったら働いてもらえませんか。
良かったら食事でもどうですか。
実の兄にお勧めの子がいると話したそうな。
ま、有難うございます。
当然、丁重にお断りを致しました。
んー。なんだかなぁ。w
食事にも誘ってくれたけどさ。
なんだかなぁ。w
ま、そんな話をふってくれたからこそ
撃沈してた気持ちにお仕事モードスイッチが完全に入った。
仕事を終え、店に戻ると
あ!サエちゃんおはようございます^^
あー!おはようございます!
こんな時間にどしたんですか?
久しぶりに朝のスタッフと再会した。
あれからどうなってんの?
ごめんね、連絡しんくて。
実は家を出てきてくれてねっ!
ええええええ!!マジ?!すごいなぁ!
それがねー(´;ω;`)
そんな話をしながら待機してたら
フリー60がついた。
時刻はAM0:00過ぎ。
いけます?サエちゃん
行くよ行くよ。
大丈夫ですか?
ありがとう!大丈夫。聞いてくれてありがとうね。
頑張ってくださいね。
…あの人は大丈夫ですよ。絶対。
スタッフにこんなに励ましてもらえるとは。笑
聞いてもらえて少し心が軽くなった。
気持ちを入れ替えて仕事をし、60分後のAM1:30
店に戻ってくる。
まずは携帯を見る。
AM1:00から着信が1件。
ドクッと打つ鼓動を抑えながら
震える手で確認をする。
彼だった。
メールが2通。
電話してごめん。
少しの荷物しかありません。
ついて来てくれますか。
サエ?もし寝てるのなら。
気づいたら電話ください。
待ちくたびれたなら いいからね。
あの人らしいなって思った。
いつもそう。
こうやって私の気持ちを伺って伺って。
こんなに愛してんの知ってるくせに。
伝わってるくせにね(´ω`)
◆ご自由にどうぞ(`・д・´)◆
★足跡帳★
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◆はじめに◆
****
オシャレさんは言う。
何かあったんですか?と。
私はすかさず答える。
ううん なんにもないですよ^^と。
なら良かったです
こんなに紳士的な対応をしてくれるこの人にさえ
あの人と重ねてしまう。
あの人の対応を想像して 頭の中にセリフが流れる。
あの人と比べてしまう。
ちゃんと仕事できるかな
そんな思いが浮かんだ
口数は少なく準備に入る
過去にいらっしゃった時も
物静かな人だったので良かった。
サービスに入ると一気に後悔が押し寄せてきた。
人種的に似てるから。
そういえばこの人も 無理強いをしない人だった。
所謂、良いお客さん。ナイスな男性。
乱暴な触り方をしない人。
こんな精神状態の夜にはそれが辛かった。
正常位素股。
腰に手を回して優しい力で固定する。
優しいけど違う。
掌の大きさが違う。
体温が違う。
当たるモノが違う。
私は何をやってんだろう。
哀しいとはまた違う、乾いた笑いがこみ上げる虚しさ。
あーあ。汚れた。
早くあの人に消毒してもらわなあかん。ハハッ。
そんな自分勝手な感覚。
そんな感覚。
****
仕事を終え 身支度をしてる時
いきなりですみません。
実は、兄が店を開くことになりまして
良かったら働いてもらえませんか。
良かったら食事でもどうですか。
実の兄にお勧めの子がいると話したそうな。
ま、有難うございます。
当然、丁重にお断りを致しました。
んー。なんだかなぁ。w
食事にも誘ってくれたけどさ。
なんだかなぁ。w
ま、そんな話をふってくれたからこそ
撃沈してた気持ちにお仕事モードスイッチが完全に入った。
仕事を終え、店に戻ると
あ!サエちゃんおはようございます^^
あー!おはようございます!
こんな時間にどしたんですか?
久しぶりに朝のスタッフと再会した。
あれからどうなってんの?
ごめんね、連絡しんくて。
実は家を出てきてくれてねっ!
ええええええ!!マジ?!すごいなぁ!
それがねー(´;ω;`)
そんな話をしながら待機してたら
フリー60がついた。
時刻はAM0:00過ぎ。
いけます?サエちゃん
行くよ行くよ。
大丈夫ですか?
ありがとう!大丈夫。聞いてくれてありがとうね。
頑張ってくださいね。
…あの人は大丈夫ですよ。絶対。
スタッフにこんなに励ましてもらえるとは。笑
聞いてもらえて少し心が軽くなった。
気持ちを入れ替えて仕事をし、60分後のAM1:30
店に戻ってくる。
まずは携帯を見る。
AM1:00から着信が1件。
ドクッと打つ鼓動を抑えながら
震える手で確認をする。
彼だった。
メールが2通。
電話してごめん。
少しの荷物しかありません。
ついて来てくれますか。
サエ?もし寝てるのなら。
気づいたら電話ください。
待ちくたびれたなら いいからね。
あの人らしいなって思った。
いつもそう。
こうやって私の気持ちを伺って伺って。
こんなに愛してんの知ってるくせに。
伝わってるくせにね(´ω`)
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- ★家を出た彼 2★ (2015/06/28)
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2015-06-28 (Sun)
◆初めての方はコチラから読んでください◆
↓↓↓↓↓
◆はじめに◆
****
仕事してる時に連絡があるなんて。
まさか本当に家を出てくれるなんて。
どうしました?サエちゃん?
かっ 彼がっ くぁwせdrftgyふじこlp;@:
震える手で彼に電話する。
コール音が鳴る。良かった。
1回 2回 3回目で出た。
はい サエ?
もももしもしっ
はあい 遅くなってごめんね
とととんでもないですっ!!
私こそっすみませんっ遅くなってっ!!仕事っしてましてっ!!
あ、仕事やったんごめんね
どどっどこまで行ったらいいですかっ!?
笑 ありがとう。
…逢いたい。
*****
スタッフはすぐにパネルを下げて
早く行ってください、運転気をつけてくださいよ^^!
と快く上がらせてくれた。感謝。
手の震えは収まったものの 足はガクガクしてる。
ハンドルを握る手は汗ばんで
教えてもらった駅まで向かう。
深夜の高速をぶっ飛ばす。
頭の中は混乱状態。
え ちょっと待って
整理しよう整理しよう
こんな時間に電話があった。
え?何時?1時45分やんっ!おもいっきし夜中やん!
家を出た??
家を出たって言った?
少ししかない?荷物?
え?ちょ、ほんまに出てくれたん??
ええええええええええええええええ!!!!!!
ちょちょちょちょと待て待て!!///////
一人パニック状態でニヤニヤしながらの運転。
完全に壊れてるww
到着したのは2時半。
駅はもう真っ暗で、街灯も暗く ほぼ暗闇。
もしもしっ 遅くなってごめんなさい…
到着したはずです。たぶん間違えてないと思います…
ご苦労さま ありがとう 早かったね
車わかって向かってます
あまりの暗さでわからんかった。
前から大きな箱持って歩いてくる。
彼だっ!!!!
すかさず車から降りて走って向かう
彼は大きな箱を道に置いて 両手を出した。
飛びついて抱きついた。
おかえり… グズッ
ただいま
*****
たった1日で彼は痩せてた。
聞けば、明けの日の朝
こっちに帰ってこないまんま何も食べていないと言う。
え?て事は、宿直の夜食べたっきり?!
サエの顔見たらお腹空いてきたww
とにかく 彼の地元を離れてお店に向かう。
ファミレスでいい ?
なんでもいいよー
まずは何か入れなくては。
***
あー ごちそうさま
温かいご飯久しぶり
足りた?まだ何か頼む?
はははw もう十分。ありがと。
プラスチックの大きな箱。
衣装ケース一つに収まる荷物を持って出てた。
中身は仕事の書類。
大きな衣装ケースを持って、徒歩で出てた。
車は置いてきた。
名義は彼だろうけど、置いてきた。
正確には鍵がなかった。
家の鍵はキーケースから外して置いてきた。
財布の中身はなくなってた。
残っていたものは免許証だけ。
たった1枚の銀行のカードも。
印鑑も通帳もカードもそういう大切なものは元々奥さん管理。
一応探したけど、なかったと。
これがまた後に大変な事になると
この時は想像すらしなかった。
ファミレスを出て、帰宅する。
聞きたい事は山ほどあるけど
まずは寝かせてあげなくちゃ。
結局、丸2日寝てないはず。
温かくしてゆっくりおやすみなさい。
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仕事してる時に連絡があるなんて。
まさか本当に家を出てくれるなんて。
どうしました?サエちゃん?
かっ 彼がっ くぁwせdrftgyふじこlp;@:
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コール音が鳴る。良かった。
1回 2回 3回目で出た。
はい サエ?
もももしもしっ
はあい 遅くなってごめんね
とととんでもないですっ!!
私こそっすみませんっ遅くなってっ!!仕事っしてましてっ!!
あ、仕事やったんごめんね
どどっどこまで行ったらいいですかっ!?
笑 ありがとう。
…逢いたい。
*****
スタッフはすぐにパネルを下げて
早く行ってください、運転気をつけてくださいよ^^!
と快く上がらせてくれた。感謝。
手の震えは収まったものの 足はガクガクしてる。
ハンドルを握る手は汗ばんで
教えてもらった駅まで向かう。
深夜の高速をぶっ飛ばす。
頭の中は混乱状態。
え ちょっと待って
整理しよう整理しよう
こんな時間に電話があった。
え?何時?1時45分やんっ!おもいっきし夜中やん!
家を出た??
家を出たって言った?
少ししかない?荷物?
え?ちょ、ほんまに出てくれたん??
ええええええええええええええええ!!!!!!
ちょちょちょちょと待て待て!!///////
一人パニック状態でニヤニヤしながらの運転。
完全に壊れてるww
到着したのは2時半。
駅はもう真っ暗で、街灯も暗く ほぼ暗闇。
もしもしっ 遅くなってごめんなさい…
到着したはずです。たぶん間違えてないと思います…
ご苦労さま ありがとう 早かったね
車わかって向かってます
あまりの暗さでわからんかった。
前から大きな箱持って歩いてくる。
彼だっ!!!!
すかさず車から降りて走って向かう
彼は大きな箱を道に置いて 両手を出した。
飛びついて抱きついた。
おかえり… グズッ
ただいま
*****
たった1日で彼は痩せてた。
聞けば、明けの日の朝
こっちに帰ってこないまんま何も食べていないと言う。
え?て事は、宿直の夜食べたっきり?!
サエの顔見たらお腹空いてきたww
とにかく 彼の地元を離れてお店に向かう。
ファミレスでいい ?
なんでもいいよー
まずは何か入れなくては。
***
あー ごちそうさま
温かいご飯久しぶり
足りた?まだ何か頼む?
はははw もう十分。ありがと。
プラスチックの大きな箱。
衣装ケース一つに収まる荷物を持って出てた。
中身は仕事の書類。
大きな衣装ケースを持って、徒歩で出てた。
車は置いてきた。
名義は彼だろうけど、置いてきた。
正確には鍵がなかった。
家の鍵はキーケースから外して置いてきた。
財布の中身はなくなってた。
残っていたものは免許証だけ。
たった1枚の銀行のカードも。
印鑑も通帳もカードもそういう大切なものは元々奥さん管理。
一応探したけど、なかったと。
これがまた後に大変な事になると
この時は想像すらしなかった。
ファミレスを出て、帰宅する。
聞きたい事は山ほどあるけど
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結局、丸2日寝てないはず。
温かくしてゆっくりおやすみなさい。
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2015-06-30 (Tue)
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↓↓↓↓↓
◆はじめに◆
****
朝。
目覚めてすぐ 彼が隣に寝てる。
重たい腕がのってて苦しい。
ほんとは彼が隣に寝てるから 苦しい///
くーくー寝息が聞こえる。
起こさないように 息苦しさに耐える。
ドキドキしながらにおいを嗅ぐ。
あああああ!!ハァハァなるww
あまりの興奮にいつもの如く喉が鳴る。
ゴクリ。
おはよ 。
あああ// オハ…ヨウゴザイマス//
ごめ… 重たいなぁ…
ととととととんでもないですっ
寝起きの彼は謝りながらまた眠る。
スルッと抜け起きた私はやっと大きく息を吸う。
ああ、緊張する!//
サエ… どこ行くの…
こっちおいで…
だって…。苦しいもん//
息出来んもんっ//
うん… おいで…?
ハイ//
結局こうやって彼のペースにハマっていく。
*****
結局起きたのは14時。
おはよう^^
お はよう//
久しぶりにゆっくり寝れたー!の言葉が嬉しかった。
聞きたいことは山ほどあるけど
聞けずにいた。
家を出てきたという事実はあるけれど
まだ始まったばかり。
調停から裁判になる。
正直、先は見えない。
これで良かった?
この時はまだこんな疑問すら湧いてこなかった。
ただただ、彼がここにいる。
それだけで良かった。
私が店にでればいい。
彼のお給料はなくとも生きていける。
こんな子供じみた考え。
今日しか見えてなかった。
*****
食事と買い物に出かける。
彼のものを買い足す。
仕事、普段、生活用品、必要なもの全てを。
よほどの決心をして出てきた彼のために。
いろんな葛藤をして決めたはず。
そんな彼に必要なものを買いながら
私も腹をくくった。
決心をした。
今にも途切れそうな細い細い糸を そーっと掴んだ。
*****
翌朝、仕事に出す。
いってらっしゃい
ちゃんと帰って来てくれる?
帰ってくるよここに。
頭を撫でて おでこにキスをした。
*****
翌日、帰宅した彼は言う。
本社に来てた
えっ?!
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****
朝。
目覚めてすぐ 彼が隣に寝てる。
重たい腕がのってて苦しい。
ほんとは彼が隣に寝てるから 苦しい///
くーくー寝息が聞こえる。
起こさないように 息苦しさに耐える。
ドキドキしながらにおいを嗅ぐ。
あああああ!!ハァハァなるww
あまりの興奮にいつもの如く喉が鳴る。
ゴクリ。
おはよ 。
あああ// オハ…ヨウゴザイマス//
ごめ… 重たいなぁ…
ととととととんでもないですっ
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スルッと抜け起きた私はやっと大きく息を吸う。
ああ、緊張する!//
サエ… どこ行くの…
こっちおいで…
だって…。苦しいもん//
息出来んもんっ//
うん… おいで…?
ハイ//
結局こうやって彼のペースにハマっていく。
*****
結局起きたのは14時。
おはよう^^
お はよう//
久しぶりにゆっくり寝れたー!の言葉が嬉しかった。
聞きたいことは山ほどあるけど
聞けずにいた。
家を出てきたという事実はあるけれど
まだ始まったばかり。
調停から裁判になる。
正直、先は見えない。
これで良かった?
この時はまだこんな疑問すら湧いてこなかった。
ただただ、彼がここにいる。
それだけで良かった。
私が店にでればいい。
彼のお給料はなくとも生きていける。
こんな子供じみた考え。
今日しか見えてなかった。
*****
食事と買い物に出かける。
彼のものを買い足す。
仕事、普段、生活用品、必要なもの全てを。
よほどの決心をして出てきた彼のために。
いろんな葛藤をして決めたはず。
そんな彼に必要なものを買いながら
私も腹をくくった。
決心をした。
今にも途切れそうな細い細い糸を そーっと掴んだ。
*****
翌朝、仕事に出す。
いってらっしゃい
ちゃんと帰って来てくれる?
帰ってくるよここに。
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